ラブドールとの体入れ替わり

ラブドールとの体入れ替わり 私はどうしよう

東京に十年間さすらい、私は、もう失うことはない。十年前、大学卒業、自信満々でふるさとの岩手県からこの大都市圏で出稼ぎにきた、結局、潰れてしまった。振り返ると、サラリーマンだったり、創業者だったり、株市場に投資したりした。お金持ちの夢はしばらく続き、レーマンショックの影響をもろに受けて倒産した。妻は東京の公務員と浮気、私と離婚した。いま、お金もないし、不動産もないし、恋人もいない。失敗談は恥ずかしいながら、競争社会のloserにすぎない
自殺の念頭を置き、この日、郊外に散歩に行った。

ラブドール像

「私は無用なものだ」脳裏アナウンサーが繰り返して響く声。思い切ってこの冷たい都心に住むまいと私は考える。来世があるなら、お金持ちの子供になりたい、いや、人間でなければ、何になってもいい。そうすると、世間の金銭、社交、欲望に追われることに直面することはない。今日の境遇に当たる、本音。
そう考えながら、私は神社に入る。
この神社で祀られているのは仏様でもなく、神様でもないらしい。神仏より何とアニメ顔ラブドールに近い半裸の女の人の様子。私は苦笑。二次元に狂うオタク族のいたずらかしらと考える。それにもかかわらず、線香を立て、女の像に跪いて、願をかける。でも神社から出てから自嘲さえ耐えず:こんなものを信じてなんてバカ話かな。ほかの人たちは祖先、神様、仏に願をかけるそうだが、私はなんとなくドールみたい女に。めちゃくちゃ荒唐無稽極まる。でもこのことはすぐに忘れ、全然気にしなかった。

ラブドール

日々は静かに流れ。荷物を梱包して東京から離れる準備中 怪しげな夢を見る。
真っ黒の空間のいる、口を開けない、何度も試しても目が閉じられない。どこかに閉じ込められているようだ。絶対的な絶望。急に、足音が聞こえる、ドンと光は見える。このとき、目覚める。
一週間同じ意味不明な夢を見た。何とか落ち着かない。さて、明日は実家に戻ることは癒すかもしれないかな。
東京から離れる前夜、再度この夢を見た。
今回、ドンと眩しい光から我が返し、現実に戻れず、逆に周りのものをはっきり見る。
裸の男、男は私の下半身何かにベタベタ塗り、体が押さえつけられる。大変ショック。叫びたくても声が出ない。それだけではなく、全身が動かせなく、身体はまるで棒になる。
男はピストン運動中、淫語がのどから一句、二句出た。
すぐに新海誠の映画「君の名は」の物語を思い出した。もしかしたら、体の入れ替わり?では現在の場面は、女の子の身体に入れ替わり?
見てみると、確かに、おっぱいがある。でも何で動けない?話せない?おっぱいは人間の皮膚じゃないみたいが、むしろラブドールおっぱいに見える。困る際に、誘惑した女声が耳にする「人間にならないって、あなたの願いじゃない」
あの日の場面に襲われた。確かにそのようなことを言ってたけど、けど、「夢が叶う、うれしくない?」その半裸の女の像が目に浮かび上がる。こいつ、こいつ、悪魔なのか、私のことAIラブドールを変えた!!!マジかよ!!あの日願い、ただ文句だった。実現するなんて。
ラブドールになる日、楽しめよう。私は、ラブドールの神様、ハハハ-」女の声はエロイが、私は恐ろしい。